・沖縄のユタとノロの違いとは？！ノロはユタでは無い
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沖縄のユタとノロの違いとは？
沖縄には、ユタとノロという、神や霊と交信する能力を持つ人が存在します。どちらも神や霊と交信する点では共通していますが、その役割や地位には大きな違いがあります。
ユタとは
ユタは、民間の霊能力者です。神や霊の声を聞き、そのメッセージを人々に伝える役割を担っています。ユタは、病気や悩み、人生の岐路に立ったときなどに、人々の相談に乗ったり、アドバイスをしたりしています。
ユタになるためには、修行が必要です。修行の方法はさまざまですが、多くの場合、師匠のもとで、神や霊と交信する方法や、神事や儀式のやり方を学びます。
ノロとは
ノロは、琉球王国の国家公務員として、神殿や神祀りを司る巫女です。ノロは、琉球王国の最高神であるアマミキヨを祀る久高島のノロを頂点として、各地の神殿に配置されていました。
ノロは、神殿の清掃や祭祀の準備、神への祈祷など、神殿の運営に携わるとともに、神の意思を人々に伝える役割も担っていました。ノロの地位は高く、王族や貴族からも敬われていました。
ユタとノロの違い
ユタとノロの違いは、大きく分けて以下の3つです。
- 役割
- ユタ：個人の悩みや問題を解決する
- ノロ：国家の繁栄と安泰を祈る
- 地位
- ユタ：民間
- ノロ：国家公務員
- 修行
- ユタ：師匠のもとで修行
- ノロ：琉球王府の許可を得て修行
ユタとノロは、どちらも神や霊と交信する能力を持つ人ですが、その役割や地位には大きな違いがあります。googleのAI bardに尋ねました（by google AI bard)
沖縄のユタとノロの違いとは？！ノロはユタでは無い
『沖縄のユタ』と『ノロ』の違いとは？『ノロ』は『ユタ』では無い話しは、つい最近、NHKで、琉球時代後期のドラマがあり、両方とも出演されていた中で、思い当たる内容があり、それらを含めて話をさせていただきたいと思います。
沖縄のユタとノロの違いは、この話を知っていただくためには、沖縄の琉球時代の話を知っていただく必要性があります。
沖縄には、第一王朝の尚家と、第二王朝の尚家がありまして、この2つは血が繋がっている関係ではありません。
琉球時代、第一王朝の末期、クーデターによって、王朝が滅びまして、クーデターを起こした人々の中に新たな王様が建てられました。しかしながら、中国はこれを認めず、尚と言う字は、中国が与えた名前であり中国に対する謀反とも受け取られていたのです。
そこで、クーデターを起こした人々は、前王朝の養子として、これが中国に認められ、第二王朝がここから始まりました。
第一王朝でも、ユタとノロは存在しており、ノロは、沖縄のユタの中でも、霊感が強く、人々の悩みと言うよりも、自然を祭る祭祀としての傾向があったのです。
もっとも、霊的な力のあるノロとして、沖縄の馬天ノロが、第一王朝の王族の中で、高い位置についていました。
ちなみに、私自身、父親の実家が、沖縄の馬天であり、現在、私もそこに在住しており、もしかすると私自身の、心を感じる霊感は、馬天ノロの血と関係があるかもしれません。
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沖縄のユタとノロの違いとは？第二王朝で大きな変化
沖縄のユタとノロの違いとは？第二王朝で大きな変化が現れることになります。ノロ制度が、沖縄全国に整えられ、そしてその中で最も位の高い存在が、聞得大君と呼ばれる位でありまして、もっぱら、第二王朝の親族が務めることになったのです。
心を感じる霊感の強さは、それほど、問題はなく、ただ、王族の親族がその役割を担うことになります。
つい最近、NHKドラマ琉球時代の後期、その話の中に、沖縄のユタが、聞得大君は、霊的な意味で偽物であり、馬天ノロの勾玉を持つものこそ本物の力の持ち主だと、言い散らす中で捕まってしまい、聞得大君に殺されてしまった内容がありました。
沖縄のユタは、霊的な感性を持ち合わせている存在であり、ノロにとっては、自らの権威に傷がつく可能性もあり、琉球時代、第二王朝時代には、沖縄のユタが弾圧されてきた時代背景もあるのです。
この傾向は、沖縄に限った話ではなく、力のない親族が権威を握る話は、よくある話かもしれません。
ちなみに、沖縄の宮古島、ここは犯罪者が流されてきた場所でもあり、宮古島には、現在でも、沖縄のユタの血を引く人々もいまして沖縄にとって貴重な存在でもあるでしょう。
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沖縄のユタとノロ、ノロの存在とは？ほとんど存在しない
沖縄のユタとノロとは？両方とも、沖縄において、減少気味にありますが、ノロの存在は、より、それほど多くありません。
ノロの血を引く方々が、現在においても、久高島など、祭祀を行っている姿がありますが、ほとんどの多くが年寄りの年配です。
ノロ制度は、琉球処分において崩壊しており、地域に残されているノロの血を引く方々が、ほんのわずかな中で行っているだけに過ぎません。
沖縄のユタの場合は、霊的な内容を求めて相談者が現れる、相談者が求められている背景もあり、従来と比べればそれほど多くはありませんが、現在でも、多少なりとも残されています。
私自身両親が沖縄の人、馬天の人であり、現在沖縄在住ですが、育ちや成人した後の生活は、日本本土で長く生活を営んでいました。
沖縄のことは、それほど多くは知らない中、本土にいた時に、馬天ノロの話を先に知り、当時の私は、ノロもユタと同等の力を持ち合わせている人だと思い込んでいたのです。
後に、琉球時代の歴史を知る中で、違った内容だと気づきが現れました。これは日本本土でも同じく、霊的な力がない神官など、祭祀を司る場合もありましてユタとノロの違いとして似たような話だと思われます。
沖縄で霊的な相談を受けたい場合は、ノロでは無く、沖縄のユタを求められるのも大切であり、私自身、門中（親戚の一族）の行事で、ノロに出会いましたが普通のおばあちゃんでありました。
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私は、過去に霊感占い師として人の悩みの相談に応じていました。10年以上の前の話です。不特定多数の方に伝えたほうが良いと考え、個人の相談に応じる事を控える事に決めました。
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